クローン病の複雑痔瘻に対して新規再生医療等製品(アロフィセル)を使用した道内1例目手術を実施しました

・札幌医科大学附属病院(病院長 土橋和文)では2021年9月に製造販売承認を取得したアロフィセルを使用した道内1例目の手術を10月7日(金)に実施しました。患者さんはクローン病に伴う複雑痔瘻があり、消化器内科仲瀬裕志教授からアロフィセルによる手術適応について消化器・総合、乳腺内分泌外科へ紹介されました。

・手術を担当した消化器・総合、乳腺内分泌外科学講座 竹政伊知朗教授は「クローン病に伴う複雑痔瘻の治療には、薬物治療及び外科治療が用いられていますが、既存治療では効果不十分な患者さんに対する新たな治療選択肢として北海道の患者さんに提供することができるようになります。」と述べました。

・今後、適応のある症例に対してアロフィセルを使用した手術を進めてまいります。

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